会長挨拶

神奈川小児科医会 会長 相原 雄幸

「こどもたちの健康で明るい未来のために」

令和4年6月から第5代神奈川小児科医会会長に就任致しました相原雄幸(あいはらゆうこう)と申します。これまでの本会のよき伝統を引き継ぎ、さらに時代に即した変革と活性化を図るべく微力ながら会の発展のために尽力させていただきます。皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
会長就任にあたり、本会のキャッチフレーズも「こどもたちの健康で明るい未来のために」としました。これは私が横浜市小児科医会会長就任にあたり提唱したものと同一ですが、我々小児科医が日頃から実践し目指している内容であると考えておりますので提唱させていただきます。

神奈川県は人口923万人(2022.5)と国内第2の都道府県です。こどもの人口は約120万人であり、本会会員を始め小児科医はこのこどもたちの健全な身体的並びに精神的発達のために他科医師などとも協力しながら日々貢献しています。また、本県の特徴として横浜、川崎、相模原と三つの政令市と横須賀、茅ヶ崎の二つの保健所設置市があり、また、県内において医療資源の東西地域差が大きいことがあげられます。

神奈川小児科医会は神奈川県内で小児医療に携わる医師(主に開業医と一部病院勤務医)で構成されています。県内には川崎、横浜、相模原、三浦横須賀、鎌倉、藤沢、大和、座間・綾瀬、海老名、厚木、茅ヶ崎、秦野・伊勢原、中郡、小田原の14郡市小児科医会があり、各会長は本会の幹事を務めています。設立は昭和59年で会員数は2022年3月現在243名です。

本会ではこれまでに全国規模の学会を2回(平成13年第12回日本小児科医会生涯教育セミナーを相見基次会長、平成30年第29回日本小児科医会総会フォーラムを横田俊一郎会頭)主催し、さらに2回中規模の会合(平成19年と平成27年)関東ブロック小児科医会を開催してきました。

さて、小児医療をめぐる環境は、近年のめざましい医学研究の発展、高度医療の進展と世界標準に近づいたワクチンの導入、新型コロナウイルスのような新興再興感染症の流行、さらに様々な慢性疾患や障害児と小児在宅医療需要の増加、また、急激に進む少子化、核家族化などにより大きく変貌を遂げてきています。一方で、いじめや不登校、こころの問題を抱えるこどもも増加し、こどもの貧困、小児ケアラー、スマホなどゲーム依存問題など新たな課題も明らかになってきています。我々小児科医は疾病治療だけにとどまらず、予防医学や社会医学など様々な課題への対応も求められています。

本会は日本小児科学会神奈川地方会会員である大学小児科ならびに病院勤務医と緊密な連携をとりながら、県内地域の実情にも配慮しつつ、県域全体ならびに各地域の小児医療課題などについて連携・情報共有し、関係機関への要望など課題解決をはかります。また、医学的エビデンスも重視した会員への情報提供を行います。今後は成育基本法の地域ごとの施策検討やこども家庭庁の事業にも日本小児科医会などとも広域的に連携して積極的に対応していきます。

今後とも本会の活動へのご理解とご支援ご協力をお願い申し上げます。


神奈川小児科医会
会長 相原 雄幸

歴代会長

昭和59年度 ~ 平成13年度
相見 基次 先生
平成14年度 ~ 平成19年度
寺道 由晃 先生
平成20年度 ~ 平成27年度
横田 俊一郎 先生
平成28年度 ~ 令和3年度
田角 喜美雄 先生
令和4年度 ~ 現在に至る
相原 雄幸 先生


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